夜だけ回線速度が遅い
夜だけダウンロードが遅いなら、同じ端末と測定先を使い、他の通信を止めて朝夜を比べます。ここで見るのは一定時間に運べるデータ量で、ゲームのPingとは別の値です。速度が落ちてもゲームは変わらない場合も、速度は高いのにラグが出る場合もあります。まず有線・低負荷で数日分の記録を取り、宅内と測定先の差を減らしましょう。
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測定先をそろえ、他通信を止める
スループットは実際に一定時間で運べたデータ量です。速度テストは測定サーバー、端末性能、経路、Wi-Fi、同時通信の影響を受けます。違うサービスで出た朝夜の数値を、そのまま時間帯の差として並べないようにします。
可能なら同じPCを有線にし、ゲーム更新、クラウド同期、動画視聴などを止めます。朝と夜に同じ測定先で数回ずつ測り、各値と日時を残します。1日の偶然を避けるため、生活に無理のない範囲で数日繰り返します。
速度が落ちてもPingはほぼ同じ例
朝300Mbps・夜60Mbpsでも、ゲーム内Pingは両方25ms前後で切断がないなら、主な症状は転送時間の増加です。大きな更新を朝に回せるかなど、実際に困る用途で考えます。これは説明用の例で、60Mbpsあればどんな用途でも足りるという意味ではありません。
逆に朝夜とも300Mbpsなのに夜だけPingが上がるなら、速度の記録だけでは説明できません。夜だけPingが高い場合へ進み、遅延や同時通信を確認します。速度とPingを同時の負荷試験で混ぜず、まず別々に測ってください。
一つの測定先だけ遅い例
測定先Aは夜20Mbps、Bは夜180Mbpsになるなら、相手の負荷や経路も候補です。複数測定先の結果を残しますが、速い方だけを採用して問題がないと決めるのも、遅い方だけで全回線の品質を決めるのも適切ではありません。
実際に困っている動画やダウンロード先でも同じ時間に遅いかを確認します。サーバー地域を変更したら、その変更も記録してください。宛先が違う測定は別の比較組として扱います。
有線リンクが100Mbpsで頭打ちになる例
朝も夜も約90Mbps前後で、PCのリンク速度が100Mbpsなら、宅内接続の上限が関係する可能性があります。別ケーブル・ポートを一つずつ試し、機器の対応速度を確認します。リンク速度は宅内区間の接続速度で、契約の最大速度とは別です。
Wi-Fiでは場所を変えるだけで大きく変わる場合があります。夜に使う部屋だけが離れているなら、朝夜差に見えて実は場所の差かもしれません。有線との比較を先に行い、時間以外の条件をそろえます。
速度テストはデータ容量を使います
速度テストは実際にデータを転送します。仮に100Mbpsを10秒間送り続けると、単純計算で約125MBです。実際のテストは時間や送受信方式が違いますが、繰り返すと無視できない容量になることが分かります。
ホームルーターやモバイル回線では、契約の容量と混雑時の条件を公式資料で確認します。測定し過ぎて制限条件に近づくことを避け、必要な回数に絞ります。テスト実行中にゲームが重くなっても、普段の低負荷時の品質と同じ扱いにはしません。
ISPへは数値の一覧と条件を送る
日時、測定サービスとサーバー、有線/Wi-Fi、端末、リンク速度、下りと上り、他通信の有無をまとめます。複数端末でも再現するか、ゲートウェイや外部のPingはどうかを添えると、転送速度だけの問題か伝えやすくなります。
有線・低負荷でも複数日にわたり実利用へ支障が出るなら、ISPに相談します。レポートの自由メモへ速度記録を追記してください。宅内の確認と相談後も改善しない場合に、設備方式・工事可否・総費用を含めた回線比較に進みます。
参考にした一次資料
状況を整理したいときは症状から診断できます。測定値だけで故障や責任を確定するものではありません。